選択式対策にはまらない

「各科目5点中3点以上の得点」が必須

社会保険労務士試験では、「択一式」と「選択式」の両方について合格基準点をクリアしている必要があります。 択一式の場合受験年度によって合格基準点が大きく変わりますが(大体42点~48点)、選択式の場合には基本的に「各科目5点中3点以上の得点」が基準となります。 よって選択式の方が一層、「1点に重みがある」といっても過言ではありません。 私は社会保険労務士試験に独学で3度挑戦しましたが、やはり選択式の1点に泣いた年もありました。 択一式では十分に得点できていても、選択式で基準をクリアしなければ合格は出来ません。 私の他にも、このように選択式の1点で合格を逃す方というのがどんなに多いことか。 数少ない社会保険労務士独学仲間にも、やはり私のような不合格パターンの方はいました。 もちろん、受験生の正答率が他科目と比べて著しく低いような場合には、合格基準が2点以下になることもあります。 これを「救済」と呼んでいて、毎年夏の終わりから秋にかけての時期には、いわゆる「救済待ち」の受験生でネットの掲示板が盛り上がるというわけです。

総合的な学習を心がけましょう

ただ、選択式の対策として、それだけに特化してしまうのは得策ではありません。 社会保険労務士独学時代にあれこれ情報収集したところによると、理想は「択一式対策の延長線上で、選択問題を意識した取り組みが出来ること」だそうです。 社会保険労務士独学においては、択一式問題に出題される選択肢の論点チェックがとても大切になってきますが、その際に「選択式問題で出題されるとしたらどこが抜かれるかな」というのを常に意識しておくことです。 予備校や通信教育の場合、教材の中で選択式対策もしっかりとやってくれますが、社会保険労務士独学では、効率の良い対策を自分で考えなければなりません。 選択式対策に偏ってしまうと、択一式問題が途端に解けなくなることがあります。 特に社会保険労務士試験に独学で挑戦される方は、くれぐれも勉強のバランスには気をつけましょうね!